最終更新日:2017年10月18日
ファクタリングで資金繰りを改善するコツ
単純に翌月入ってくる予定だった売掛金が前もって入金されるだけでは資金繰りが改善されたとは言えません。そこでファクタリング実行後に資金繰りを改善するコツをみてみましょう。
・銀行融資を利用できる状態にする。
ファクタリング申込者で多いのは「銀行融資の審査に通らない」「銀行融資では間に合わない」「保証協会で断られた」といった方が多いと思われます。
しかしながら銀行融資は金利が圧倒的に安いので、他の資金調達方法を利用した後でも乗り換える事を検討する価値はあります。
なぜ、銀行融資を受けられなかったのかその点をはっきりさせ、融資を受けられるように少しずつ準備をすすめるのも一つの方法でしょう。
銀行での融資が受けられるまでのつなぎとして、厳しいときはファクタリングを利用する。しかしながら目標はしっかりと銀行融資を目指しましょう。
長期的なファクタリング利用によるメリット
・手数料を引き下げてくれる
ファクタリング会社にとっては、長い付き合いをしてくれている会社というのは「信頼に値する会社」です(例外もありますが)。
そのため、信頼に応える、という意味で手数料の引き下げに応じてくれるファクタリング会社も少なくありません。
「ここの会社の取引先には優良企業が多いから、債権の回収可能性も高い。だから手数料は安くしてもいいのでは?」という経営判断が働くからです。
逆に、お客様のほうからも、「御社とは長いお付き合いをさせていただいているので、手数料の引き下げをご検討いただけないでしょうか?」と働きかけてみるのも「アリ」でしょう。
・債権が現金として入金されるまでのサイトが短い
先ほど書いたこととも重複しますが、ファクタリング会社と長い付き合いをしているということは、「この会社が保有している債権は信頼できる」と思われていることの証でもあります。
そうでなければ、ファクタリング会社から「お断り」されることも少なくないからです。
そのため、新たなファクタリング契約を持ち掛けた場合、従前に比べて債権が現金として入金されるまでのスパンが短くなる、ということも考えられます。
やはり、「この会社なら大丈夫だろう」と思っていただける、ということがポイントです。
この2点が達成されるだけでも、資金繰りには随分といい影響が出てきます。
ファクタリングは1回で済む、ということはあまりないです。そのため、何回も繰り返していると、手数料の出費もばかになりません。
それが少しでも節約できる、ということは重視すべきことです。また、ファクタリング契約を結んでから、実際に債権が現金として入金されるまでのサイトが短い、
ということは、より機動的な資金調達を行うことができるということにつながります。
長期的なファクタリング利用によるデメリット
では、長期的にファクタリングを利用することで、何かデメリットはあるのでしょうか。
大きな問題として挙げられるのは、やはり「手数料」です。銀行等からの融資等の金利に比べて、ファクタリングの手数料は高めに設定されています。
そのため、長期にわたってファクタリングで資金調達を行っていると、資金繰りに大きな影響を及ぼします。
一回の手数料は少額であったとしても、長期間、複数回にわたると大きな金額になるからです。
ただ、定期的に、適切な資金繰りの見直しを行うことで、この問題も改善できることがあります。
それでも、「手数料が資金繰りに影響を及ぼすこともある」ということは、頭にとどめておいたほうがいいでしょう。
ファクタリングの利用は、会社の経営にとって大きな影響を及ぼす事項です。そのため、いかにして「いいファクタリング会社を見つけ、長期的な信頼関係を築いていくか」がテーマとなります。
信頼関係を築くことはビジネスの基本です。そのことを意識して、お客様にとって最適なファクタリング会社に巡り合うことができれば幸いです。
メリット・デメリットと言っても、ファクタリング利用時に発生する手数料がコストである事は間違いありません。
しかしながら、資金繰りの根本的な改善がされなければ、常に資金調達が必要な体制は変わらないでしょう。
根本的に資金繰りを改善させる事を目標として、ファクタリングの利用を考えてみては如何でしょうか。
非常用の資金調達手段として、ファクタリングの契約を済ませておき、いつでも資金調達をできる手段を備えておく事は重要です。
私ども、Mentor Capitalは以上のことを踏まえ、お客様に満足頂けるよう、
誠心誠意やらせて頂けるよう頑張りますので、是非お気軽にお問合せ下さい!!