最終更新日:2019年12月05日
Mentor Capitalです。
現在、大手銀行や消費者金融など様々な事業者のカードローンが存在しています。
いざ申し込もうと思っても、どのカードローンにすれば良いか悩んでしまっている方も多いはず。
ここでは、審査スピードや金利・利用のしやすさなどのポイントからカードローンの賢い選び方についてご紹介いたします。
増え続けるカードローン利用者
2010年代に入ってからカードローン事業者・利用者数の規模は増え続けてきました。
2018年現在国内の個人向けの融資・貸出だけでも約6兆円の規模となっており、いかにカードローンが注目を集めているか伺い知る事が出来ます。
統計などは発表されていませんが、広告を出している大手銀行や消費者金融など有名なカードローン事業者だけで数えても100社以上あります。
かつては低収入の方が利用しているイメージの強かったカードローン。
しかし、現在では金銭的に余裕のある方が万一に備えてカードローンを作っておくというケースも珍しくありません。
他のローンと違い金利や利用のしやすさでメリットの多いカードローンが注目を集めているのは、国内の経済状況が先行きの見えないだけに当然とも言えるでしょう。
なおカードローンのより詳しい市場規模については、四半期ごとに日銀が発表している、
「国内銀行及び信用機関から個人に対する消費財・サービス購入資金」のカードローン・応急ローン・カードキャッシング等をご参照ください。
「総務省統計局 個人用カードローンによる貸出金額」 http://www.stat.go.jp/library/faq/faq14/faq14a04.htm
カードローン会社ごとの特徴
カードローンを取り扱っている会社は、大きく分けて「銀行系・消費者金融系・信販系」の3つに分類する事が可能です。
それぞれの会社ごとにカードローンを選ぶ際に重要な特徴がありますので、少しご説明させて頂きたいと思います。
銀行系カードローンの特徴
消費者金融系・信販系のカードローンに比べ、銀行系のカードローンは金利が低いという大きな特徴を持っています。
また、大手メガバンクや地方銀行に限らず認知度が高い事から、利用に際して安心感があるのも魅力の一つです。
しかし、消費者金融系・信販系のカードローンに比べると審査が厳しいというデメリットを持っています。
また、大手メガバンクや地方銀行に限らず融資までに時間がかかる傾向があります。
消費者金融系のカードローン
他2つのカードローンに比べると、最も金利が高いのが消費者金融系のカードローンです。
金利の高さは融資額に比例する傾向が見られるため一概には言えませんが、例えば消費者金融系カードローンとして有名なプロミスであれば4.5%~17.8%(実質年率)。
銀行系カードローンの大手みずほ銀行は2.0%~14.0%に設定されているのです。
ただし、金利が高い反面審査は比較的通りやすくなっている事が多く、融資までの時間は非常に短くて済みます。
なるべく早く融資を受けたい方の中には、多少金利が高くても消費者金融系のカードローンを選ぶ方がいるのも事実なのです。
信販系のカードローン
信販会社とはクレジットカードを取り扱っているカード会社の事です。
身近なもので言えば楽天カードも信販系のカード会社であり、現に「楽天スーパーローン」というカードローンを運営しています。
金利などは業者によって差がありますが、消費者金融系のカードローンに比べると安心感という点で選ぶ人が多いカードローンとなっています。
項目別!カードローンの選び方
審査のスピードで選ぶ
審査のスピードは、カードローンの利用を検討している方にとっては見逃せないポイントではないでしょうか。
カードローンの中には融資から審査まで短い時間で済ます事が出来る「即日融資」を謳っているものも多く、金銭的に苦労している方にとってはありがたいものです。
審査から融資までにかかる時間や日数は、カードローン事業者のホームページで確認を行う事が出来ます。
先ほどもご説明させて頂きましたが特にアコムやアイフル、プロミスなどの消費者金融系のカードローンは審査スピードが早く、最短で30分から1時間と表記されているものが多くあります。
ただし、あくまで表記は目安となっており即日で融資される事の方が稀です。
「安定した職業・安定した収入」などの条件がそろっていれば即日とはいかずとも早い段階で融資を受ける事が出来るので、なるべく余裕を持って申し込みを行うのが良いでしょう。
金利で選ぶ
当然の事ではありますが、カードローンを選ぶ際金利も重要な要素の一つです。
高い金利のものを選べばそれだけ払う金額は多くなってしまうのですから、なるべくなら安い金利で済ませたいというのが消費者の意識と言えるでしょう。
金利だけで選ぶならば、やはり銀行系のカードローンが最も適していると言えます。
また、先ほどもご説明させて頂きましたが「金利は利用限度額によって変動する」という事を覚えておかなければなりません。
例えばみずほ銀行のカードローンを例に挙げると、表記されている金利は2.0%~14.0%となっていますが、利用限度額の金額ごとに金利を見ると下記のようになるのです。
・10万円~100万円未満 年率14.0%(最大)
・100万円以上~200万円未満 年率12.0%
・200万円以上~300万円未満 年率9%
・300万円以上~400万円未満 年率7%
・400万円以上~500万円未満 年率6%
・500万円以上~600万円未満 年率5%
・600万円以上~800万円未満 年率4.5%
・800万円~ 年率2%
いかがでしょうか?みずほ銀行のカードローンはかなり細かく分かれていますが、全体的に見てもカードローンは利用限度額が高くなるほど金利が安くなる傾向が見られます。
ただし利用限度額はあくまで「使用可能な金額」であり、必ずしもこの金額で借り入れるわけではありません。
なるべく金利を下げるためには、「銀行系のカードローン・利用限度額を高めに設定する」という2つのポイントが重要となるのです。
自身の職業で選ぶ
サラリーマンや公務員の方以外でもカードローンの利用を検討している方は多いかもしれません。
「安定した職業・安定した収入」を持ってさえいれば、カードローンの中には主婦やアルバイト、自営業でも申し込み可能としているものが多くあります。
そういったものは特に消費者金融系のカードローンに多くなっており、逆に銀行系や信販系のカードローンには少ない傾向が見られます。
しかし、この中でも自営業者はカードローンの審査に通りにくいという特徴を持っています。
自営業者の中には毎月の収入が変動する方も多く、先でご説明した「安定した収入」という点で条件から外れてしまうためです。
このため自営業者が審査の通過率をより上げるためには、「自営業者向けのカードローン」に申し込むのが良いでしょう。
利用限度額で選ぶ
その手軽さに比べ、カードローンの利用限度額は非常に高額です。
50万円から100万円以上は当たり前、大手銀行のでは利用限度額最大1,000万円のカードローンも存在します。
自身の収入などによって変わるため一概には言えませんが、先にご説明した金利の関係で見てもなるべく利用限度額が高い方が良いのは間違いありません。
カードローンの利用限度額は非常に高額ではありますが、初めて申し込む方は基本的に50万円~100万円に設定される事が多くなっています。
これは、例え年収500万円を超えるような方であっても例外ではないでしょう。
ただし、カードローンは使用すればそれだけ信用情報が上がっていきますので、のちに利用限度額を上げる事も可能です。
このため、最終的に利用限度額の引き上げを前提として申し込む方は、利用限度額が高めに設定されているカードローンに申し込むのが良いと言えるでしょう。
特典やキャンペーンで選ぶ
金銭的な理由や将来を見据えた申し込み以外では、特典やキャンペーンでカードローンの申し込みを検討している方も多いのではないでしょうか。
インターネット介した申し込み形態が特徴的なカードローンは特典を設けているもの、キャンペーンを実施しているものが非常に多くあります。
例えば、アコム・アイフル・プロミスのような消費者金融系のカードローンには1か月(30日間の)無利息期間を設けているものも多く、短期間であれば非常にお得に利用できるのが魅力です。
また、少額の金銭を入手する事が出来るモッピーやポイントインカムと言ったポイントサイトの中にはカードローンの広告を出しているものがいくつもあります。
ポイントサイトを経由してカードローンを申し込んだ場合多くのポイントが手に入るため、実質的なキャッシュバックに繋がるのがメリットです。
掲載されているカードローンは時期によって異なりますが、有名な事業者も多くありますので申し込みの前に一度目を通してみてはいかがでしょう。
【まとめ・カードローンの選び方】
いかがだったでしょうか?
カードローンを申し込む際に気を付けるポイント、しっかりと理解して頂けたでしょうか。
これからカードローンの申し込みを検討している方は、是非今回のポイントを参考に自身に合ったカードローンを選んで下さい。
何か不明な点等が有れば、お気軽にメンターキャピタルまでお問合せ下さい!!