最終更新日:2019年08月29日
Mentor Capitalです。
今回は、習慣と行動で行う超現実的なお金を増やす方法について解説したいと思います。
無職や学生ならいざ知らず、例えしっかりとした職に就いていてもお金がなかなか増えないという方は以外に多いはずです。
しかし、日々の生活に危機感を頂きつつもなかなかその生活スタイルを変えられないという悩みをお持ちではないでしょうか。
お金を増やすために大切なのは、考え方や思考では無く習慣や行動です。
ここではそんな方達のために、現実的にお金を増やすためのポイントをまとめています。
何故お金が必要なのか?
「生きていくためにはお金が必要である」という事は、誰でも知っているごく当たり前の事だと思います。
お金があれば美味しい食事を摂る事ができ、旅行などをはじめとした遊びにも行ける。
日々の暮らしの中で欲しいものも手に入ります、しかし、本当の意味での「お金の必要性」をしっかりと考えた事がある方は以外と少ないのではないでしょうか。
毎日の暮らし、少し先の未来の話以外でも、生きていくためにはライフプランに合わせてたくさんのお金が必要です。
例えば、結婚・妊娠・子育てや教育・新たな住まいの購入など様々なものが考えられます。
2017年現在で定年は65歳が一般的とされていますが、定年後から80歳まで生きるとしてもおよそ2,000万円から3,000万円ほどの資金が必要とされているのです。
日々の暮らしを生きていく事も重要ですが、将来的にお金を増やしていく事も重要だと言えるでしょう。
ここでは現実的にお金を増やしていく方法を、「お金を貯める方法」「お金の使い方」「お金の増やし方」の3つに分けてご説明いたします。
① お金を貯める
お金を増やしていく上で最も基本となる部分は、自身の現状について把握する事です。
ここでは主に、お金を貯める上で重要なポイントをいくつかご紹介いたしましょう。
収支の現状をチェックしよう
お金を増やす第一歩として、まずは自身の収支状況をしっかりと把握しましょう。
お金がなかなか貯まらない原因はいくつかありますが、最も多いのは収入に対して支出が多すぎる事。
自身の収入、そして何にどれだけのお金を使っているのかを把握する事によってこの悪い流れを解消する事が可能です。
簡単な方法としては、まず毎月の末に自身の預金残高と通帳をチェックする習慣をつけましょう。
これによりとりあえず簡単に収支総額を把握する事ができます。
通帳に記載されている以外のもの、特に支払が後になるクレジットカードなどは使用したタイミングで当月分として換算するのがおススメです。
現状の支出の見直しを行う~主要な3つの支出~
収支の現状を全体的に把握したら、次は細かな内訳をチェックしていきます。
毎月の支出は大きく分けて「固定支出」「変動支出」「臨時支出」の3つに分類する事が可能です。
家賃やインターネット、保険料など毎月一定となるものは「固定支出」、食費や水道代、光熱費など変動するものは「変動支出」、
旅行費、医療費、冠婚葬祭にかかった費用などは不定期の支出となり「臨時支出」に分類されます。
「変動支出」は使い方を意識する事で節約へと繋がり、「固定支出」は一度見直しを行うと大きな節約へと繋がります。
「固定支出」「変動支出」「臨時支出」とともに毎月積み立てる様な「貯蓄」も支出とする分類の仕方がありますが、自身の状況に合わせて使い分けると良いでしょう。
家計簿をつける!
上記の現状チェック、収支の見直しが済んだら次はいよいよ家計簿をつけましょう。
ここで改めて説明するまでもないのですが、やはり何に対してどれくらいお金を使っているかを知るために家計簿は非常に重要なツールです。
現在、家計簿には様々なタイプが存在しています。ノートタイプのものから、パソコンやスマートフォンのアプリまでその種類は様々
。家計簿は現在ではアプリが主流ですが、最もお金に対する意識を高められるのは手書き。
とは言え、自身が無理なく続けられる方法を選ぶ事が何よりも重要です。まずは2・3か月家計簿をつける事を習慣としましょう。
ちなみに、家計簿と言えば3日坊主になりやすいものの代表格とも言えます。
いざ挑戦しようとしてみたものの、これまでなかなか長続きしなかったという方は以外と多いのではないでしょうか。
家計簿をつける上で大切なポイントは、細かく記入する事よりもまずは長く続ける事です。
あまり深く考えすぎずに、アバウトに記入しても大丈夫。
支出を見直そう
家計簿をつけて自身の収支の流れを把握したら、次は支出の見直しを行います。
これは上記でご説明した現状の支出の見直しとはまた違うものですのでご注意ください。
一般的に、支出は「シングル世帯」「夫婦」「ファミリー世帯」で理想の割合が決まっています。
今現在インターネットをはじめ様々な場所で目にする事ができるのでここでは詳しいご説明は省きますが、以前メディアでも紹介された「家計の黄金比率」なども理想の割合の一つ。
理想の割合は経済状況や作成者の考え方、収入状況などによっても変わり、一定はしないのですが大体の比率は似通っています。
例えば、シングル世帯の理想割合は「食費10%~15%」「住居費20%~30%」「通信・光熱費7%~10%」「趣味・交際費17%~20%」
「日用品など10%~15%」「保険料5%~7%」「貯蓄15%~20%」となります。
支出見直しの際は、この理想の割合に自身の収支が近くなるように設定していくのが良いでしょう。
貯蓄のプランを立てよう
最後に、今後の貯蓄のプランを立てていきます。
特に目標が無い場合などは貯蓄の意義が見えにくいと思いますが、そんな時はとりあえず100万円を目標金額に設定するのがおススメです。
100万円あったなら、夢の実現をはじめ一人暮らしの半年間ほどの生活費、達成感など様々なメリットが存在します。
100万円はくずすには少々高いお金ですので、貯めておいて損はありません。
また、貯蓄のプランを立てる上でお金の預け先についても今一度考慮しておきましょう。
会社務めをしている方なら「財形貯蓄」「確定拠出年金」などの便利なシステムが存在しているはず。
また、銀行にも地方銀行・都市銀行・ネットバンクなど種類は多くあります。
一度金利を確認しておく事も重要なポイントですが、使わないと決めたお金は引き出しにくい口座へ、普段使いは多少金利が安くとも利便性重視という風に選んでいけばより賢い利用が可能です。
② お金の使い方を考える
お金の貯め方を理解する事ができたら、次はお金の使い方について改めて考えてみましょう。
特に普段の買い物では、日々なんとなく電子マネーやクレジットカードを利用してしまっている方も多いはずです。
お金の使い方を見直し、より効率的にお金を増やす習慣作りを行いましょう。
電子マネーやカードの使い方
電子マネーやクレジットなどのカード類は「お金を使う感覚が薄れてしまう」「年会費や利息などの費用がかかる」「枚数が多くなると管理が大変である」などのデメリットがあります。
正しく使用していれば問題はありませんが、そのような方は以外と少ないのではないでしょうか。
電子マネーやクレジットカードは毎月に使える金額を自身で決め、使った金額を把握する事で無駄使いを無くす事が可能です。
クレジットカードは必ず一括払いで支払える分だけにし、間違ってもリボ払いや分割払いなど手数料のかかる支払い方法を選択しないよう注意しましょう。
また、カード類はクレジットだけではなくポイントカードも含まれます。
お徳にポイントが貯まる事から財布の中がポイントカードでパンパンになっている方も珍しくはありません。
ポイントカードはよく利用するお店を厳選し、3枚前後にまとめてみてはいかがでしょうか。
安売りやセールなどを行っているとついついそのお店に行ってしまいがちですが、複数のお店を周る事で時間も無駄になっている事を理解しておきましょう。
車やマイホームなど
車、そしてマイホームなどは、今すぐにとはいかないまでも将来的に購入しようと考えている方もいるのではないでしょうか。
特にマイホームの購入などは人生の一大イベント。ここまでくればだいぶお金も増やせているとは思いますが、まだまだ気を抜いてはいけません。
資金計画を立てる事も重要ですが、購入した後の維持費やローンについてもしっかりとした知識を持っている事が望ましいのです。
こういった大きな買い物が将来的に訪れる事を考え、お金を増やす事と同時にローンや維持費について積極的に知識を蓄えておくのが望ましいでしょう。
お金が増える方は、現在だけではなく未来の事についても常に考えているのですから。
節約≠お金を使わない
非常に間違われやすいものですが、節約は「お金を使わない事」がすべてではありません。
お金とは本来自身の生活を豊かにするために使用するものであって、使わない事よりも「どうしたら少ないお金で実現が可能か」
「どうしたら少ないお金で有意義に過ごせるか」を考える事の方がはるかに重要なのです。
特に、お金を増やす事ばかり考えストレス過多になってしまっては本末転倒とも言えます。
本当に必要な時には無理をしない程度に出費を行い、無理なくお金を増やしていけるように努めましょう。
③ 積極的にお金を増やす
お金を貯め、使い方についても理解できたなら次はお金を増やす方法についてです。
ここまでのものとは違い、更に積極的にお金を増やす方法を考えていきたいと思います。
副業について
最近では会社の規則で認めるなど、日本でも副業についての理解は一般にも広まりつつあります。
転売やハンドメイド、アフィリエイトなどほとんどリスク無しで始められる事が一つの魅力と言えるでしょう。
しかし、誰でも手軽に始められる事に対して長く続けている方は少ないように思います。
その原因の一つとして、稼げている方はごく一部でありほとんどの方は途中で諦めて辞めてしまうケースなどが考えられます。
タダ同然で始められる以上、稼ぎにくいのは当然です。おススメの方法としては、インターネットの情報ではなく専門の書籍などを積極的に活用する事。
そして最低でも3か月から半年、あるいは1年程の期間がかかってしまう事を予め理解しておきましょう。
長い目で見ること、そして楽しんで出来る副業を見つける事が最終的に稼げるようになるための近道です。
投資について
一般的には投資と言えばFXや株を思い浮かべる方も多い事でしょう。
そして、そのような方の大半は「投資は危ないモノである」「借金や破産のリスクがある」と思っています。
しかし、投資はアメリカでは幼い頃から学校で教えるほど一般的なもの。
日本では生涯雇用制度に崩壊の兆しが現れ、危機感が高まっている事なども起因して一般の方でも投資について興味を持つ方が増えています。
投資には株式投資や不動産投資、債権がありますが、リスクは金利や為替の影響を受ける「金利変動リスク」や「価格変動リスク」、
国や企業の信用に左右される「信用リスク」、国によって通貨の価格が変わる事によって起きうる「為替リスク」などがあります。
投資の勉強を早いうちからはじめ、少額でスタートする事でこれらのリスクを回避する事にも繋がります。
広い意味で捉えれば誰しもが行っている預貯金も投資であり、社会にお金を流入させているシステムです。
しかし、昔ほどの危険なイメージは払しょくされていますが、まだまだ投資は一般人にとって馴染みの薄いもの。
早いうちから投資について理解する事は社会のお金の流れを把握する事にも繋がります。
税金、保険料、年金
税金や保険料、年金など例外こそあれ大多数の人が必ず支払っているお金があります。
このお金は関わる事は非常に多いのですが、その反面しっかり理解している方が少ないのが現状です。
ここまででは「お金を貯める」「お金の使い方」「お金の増やし方」などをご説明させて頂きましたが、そこから考えると税金や保険料、年金などは「備えるお金」と言う事ができるでしょう。
これらのお金は、状況にもよりますが仕組みについて理解していない方から順に損をするもの。
特に保険料や年金などは例え確定申告などを会社が行っている方でも例外ではありません。
人によっては非常に複雑なシステムに感じてしまいますが、専門書などを利用し今一度積極的に理解を深めていくようにしましょう。
精神論じゃお金は貯まらない
本屋に行けば関連する本がずらりと並び、ネットで検索すればありとあらゆるお金に関する意見を耳にする事ができます。
しかしながら、それらの中には精神論の重要性を説いているものも少なくありません。
「まずは考え方を変える」「日々の意識でお金が変わる」などのワードを目にした事がある方も多いはず。
確かに、お金を増やすにはまず考え方を変えなければならないのは事実です。
しかし、「よし、今日から実積しよう」と意気込んだのに、3日坊主で終わってしまったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
考え方や思考を変えるより、まず行動や習慣を変える方がはるかに簡単です。
ある程度の期間は必要ですが、お金を増やす習慣や行動を日々実積していく事でいずれ考え方や思考も変わっていく事でしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
お金を増やす習慣や行動を、主に「お金の貯め方」「お金の使い方」「お金の増やし方」に分けてご紹介させて頂きました。
ここでご紹介した方法を試せば、きっとあなたのお金は目に見えて増えていくはずです。
長く続ける事を目標に、「習慣」や「行動」からお金についての意識を変えていきましょう。
何か不明な点等が有れば、お気軽にメンターキャピタルまでお問合せ下さい!!