ファクタリングのメリットとデメリットを解説!
最終更新日:2024年02月28日
Mentor Capitalです。
ファクタリングは未回収の売掛金をファクタリング会社に買取してもらい事業資金を調達する方法です。
ここ数年で全国的に浸透してきているため多くの企業がファクタリングを活用している傾向があります。
最近ではネットの口コミでも話題になっていますので事業資金を調達するときにファクタリングを活用しようと考えている企業も多いのではないでしょうか。
そこでファクタリングで事業資金を調達するメリットやデメリットについて解説していきますので参考にしてみて下さい。
ファクタリングのメリットは?
ファクタリングを活用して事業資金を調達する企業が増えてきているのはそれなりに良い部分があるからでしょう。まずはメリットになる点を挙げていきます。
即日対応してくれる
今までは事業資金を調達するときに銀行から融資を受ける方法で行っていた企業も多いのではないでしょうか。
銀行から融資を受ける場合は審査が厳しいため回答されるまで時間がかかってしまうことも少なくありません。
必要な日までに事業資金を調達することができないケースも出てきてしまうわけです。
しかしファクタリングは売掛金が存在していることが重要なので確認できればすぐに審査が可決となります。
午前中に申し込みをすれば即日で対応してくれるファクタリング会社もあり、資金不足で悩んでいる企業にとってはすごく助かります。
特に急いでいる場合は銀行から融資を受けるよりファクタリングを活用して事業資金を調達する方が手っ取り早いです。
赤字経営でも調達可能
銀行から融資を受けて事業資金を調達するときは審査で返済能力がある企業なのかどうかをしっかり確認します。
経営状態が赤字だと返済能力がないと判断されて審査で否決となることも少なくありません。
しかしファクタリングは売掛金が存在していれば経営状態が赤字でも審査が可決されます。
資金不足で悩んでいる企業は経営状態が赤字になっていることも多いのでファクタリングという事業資金の調達方法があることは大きいです。
担保が不要
銀行から融資を受けて事業資金を調達するときは不動産など担保が必要になることがあります。
資金不足になっている企業が担保を用意するのは厳しいことも少なくありません。
しかしファクタリングは未回収の売掛金を業者に買取してもらう方法なので担保が不要です。
事業資金を調達するときに担保を用意する必要がない点もメリットと言えるのではないでしょうか。
信用情報に影響なし
銀行から融資を受けて事業資金を調達するとリアルタイムで信用情報に履歴が残ります。
融資を受けた履歴が信用情報に残っていますと新しい事業を進めるときに支障が出ることも少なくありません。
しかしファクタリングは融資ではなく売買行為なので信用情報に履歴が残ることはありません。
信用情報に影響しないのでファクタリングを活用して事業資金を調達している企業もあります。
ファクタリングのデメリットは?
ファクタリングを活用して事業資金を調達するときはデメリットも少なからずあるので注意する必要があります。
デメリットを挙げていきますので注意して下さい。
手数料が高くなることがある
ファクタリングは2社間取引と3社間取引の2つの取引方法があります。
取引先のクライアントに通知する3社間取引は手数料が5%以下と低水準の手数料になっています。
しかし取引先のクライアントに通知しない2社間取引は売掛金の回収のリスクがあるため手数料が高く設定されています。
15%から20%ぐらいの手数料がかかるので注意が必要です。
取引先に配慮する必要がある
手数料を安く抑えたいときは3社間取引を選択することになります。
しかし取引先のクライアントに通知されるため関係性が悪くなるリスクも少なからずあります。
そのため3社間取引で事業資金を調達するときは取引先のクライアントに配慮する必要が出てきます。
まとめ
ファクタリングのメリットとデメリットをまとめると以下のようになっています。
ファクタリングのメリット
- 即日対応してくれる
- 赤字経営でも調達可能
- 担保が不要
- 信用情報に影響なし
ファクタリングのデメリット
- 手数料が高くなることがある
- 取引先に配慮する必要がある
しっかり押さえておけばスムーズに事業資金を調達することができますのでファクタリングを活用する前に確認しておきましょう。
いかがでしたでしょうか?
何か不明な点等が有れば、お気軽にメンターキャピタルまでお問合せ下さい!!