ファクタリングでの償還請求権
最終更新日:2018年02月05日
よく問合せでいただく内容で償還請求権というのはどういうことかと聞かれます。
あまり聞きなれない言葉なので、金融業界にいる方でないとパッとイメージできないと思います。
償還請求:発生した債権が何らかの理由(倒産など)により不履行になった場合にとられる債権保護のための法的な処置のことをいいます。
流通の軌跡をたどり、後者から直接の前者に代償の返還を請求する事です。
ファクタリングの業界で言いますと、債権をファクタリング会社に売った後に取引先が倒産などによってファクタリング会社に入金が入らなくなった場合、
ファクタリング会社が売った事業者に支払を求められるという事です。
基本的にはファクタリングには売掛債権を売却する為、「償還請求権」はありません。
ただ、ノンバンクや金融機関でのファクタリングは【償還請求あり】の正確には「譲渡担保融資」が該当し債権の売却ではなく、売掛債権を『担保』にした融資になりますのでご注意ください。