最終更新日:2018年02月26日
Mentor Capitalです。
ここでは「お金」の本質を理解していただいた上で、起業後1~3年間にわたって、ここだけ理解していれば、
会社が潰れず事業が発展していくという「即効性」があり、すぐに使えるテクニックを紹介します。
単体で存在しないのがお金
赤字が何回か続くと、資金繰りに行き詰まってしまうでしょう。
会社経営の本質とは、この〝循環〟を知り、お金の流れを途切れさせないことなのです。
そして、大事なのはお金(売上・経費)についての正しい知識や活用法を知ることです。
お金の大切さや、お金の流れが正しく認識できるかどうかが、あなたの事業の成功の分岐点になるのです。
お金を枯らすな
キャッシュリッチという言葉をご存じでしょうか。
ほとんどの人にとって、初耳だと思います。
普通はキャッシュフローというからです。
キャッシュフローとは資金の収支のことをいいます。
対して、キャッシュリッチというのは、
資金の収支を改善して、正しいお金の流れ、循環を発生させ、その結果、会社にできるだけ多くのお金を残していこうという行為のことです。
キャッシュリッチ経営を行っている代表的な企業は、任天堂です。
昨年東洋経済オンラインが、お金を持っている会社トップ200社を公表しました。
ここで用いられた指標は、ネットキャッシュといわれるもので、総資産のうち現金がどれくらい(純現金総資産比率)を占めているか、という割合です。
任天堂は総資産のうちなんと60.9%を現金で所有しており、その額が7900億円に上るというのです。
孫正義氏率いるYahoo!が57.3%の4800億円、柳井社長率いるユニクロのファーストリテイリングが31.7%の3140億円であることを考えれば、そのすごさが理解できるでしょう。
起業して10年後には9割の会社が倒産しています。これは1000万円以上の負債を抱えている企業のみの数字です。
ではこうした企業が倒産を防ぐためには、どうすべきだったのかというと、お金がありさえすれば、よかったのです。
お金があれば、会社は潰れないのです。
ご多分に漏れず、任天堂にも何度か経営危機が訪れています。
ですが、任天堂はWiiなどの新機種を発売し、あっという間に逆転してしまいました。
なぜ、このような逆転が可能になるのかといいますと、お金を持っていたからなのです。
お金を持っていたら、多少の赤字でも動揺しなくて済みます。
「じっくり腰を据えて」、景気の回復を待ちながら、莫大な費用がかかる新型ゲーム機、ゲームソフトの研究開発に没頭できるのです。
皆様の会社がキャッシュリッチ経営を目指すにはどうすればいいのでしょうか。
一番単純で簡単な方法は、黒字が出たら、無理にお金を使おうとせずに、多少の税金を払ってでも会社にお金を残すことです。
キャッシュを残すことで会社は強くなりますし、その利益で会社はさらなる「好循環」の輪に入っていけるのです。
いかがでしたでしょうか?
何か不明な点等が有れば、メンターキャピタルまでお問合せ下さい!!