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資金調達に苦慮されている経営者の方へ

最終更新日:2018年05月09日

 

Mentor Capitalです。

 

 

今回は、資金調達について解説したいと思います。

 

・新店舗の出店資金が欲しい
・仕入れの支払い資金が欲しい
・人件費の支払い資金が欲しい

さまざまな場面で資金調達は必要です。

しかし、資金調達に絶対的な自信を持っている社長はあまりおられません。

「どうすれば資金調達が上手くいくのか」ということは、社長の大きな関心事のひとつです。

 

言うまでもありませんが、資金調達を成功させる最大の方法は「好業績を上げること」です。

 

資金は経営の上手な社長に集まります。

資金が先か業績が先かという議論はありますが、まずは手元にある資金で最大限の業績を上げることが近道です。

 

業績の次に重要なことは、「上手に説明をすること」です。

同じぐらいの業績であれば、自己アピールの良し悪しで結果に差が出ます。

初めてお付き合いを始めるときはもちろん、すでにお付き合いがある場合でも、「分かってくれているだろう」「察してくれ」というスタンスは禁物です。

「説明がくどすぎるかも」と感じるぐらいで丁度です。

 

下記に金融機関に対する説明のポイントを挙げます。

 

 

 

自己紹介

 

 

世の中には悪意を持って金融機関に近づいてくる人がいます。

「自分を騙そうとしているのではないか」と疑心暗鬼にかられると、服装や細かな所作まで気になってしまうものです。

まずは、自身が何者であるか、どのようなキャリアを積んできたのかを説明し、担当者を安心させてあげることから始めます。

 

 

実績の説明

 

 

金融機関にとっては、過去、および現在の事業実績が最も重要です。

 

決算書をポンと渡すだけでは不十分で、このような結果に至った理由(背景)も説明します。

この時に注意をしたいのは、専門(業界)用語を使いすぎないことです。

 

恥ずかしい話ですが、私は新人のとき、ある社長が連発する「リューベ(立法メートルのこと)」の意味が分かりませんでした。

相手は業界のことを全く知らない新入社員という前提で、分かりやすく伝えるよう心がけます。

失礼かな?という遠慮は不要です。

 

 

将来の説明

 

 

申し分ない実績があれば将来の説明は薄くても問題ありません。

しかし、実績が不十分であればあるほど、将来の説明を熱心に行う必要があります。

十分な実績を上げられなかった要因を明確にしたうえで、今後どのように改善していくのかを提示できなければ、新たな融資は期待できません。

 

 

まとめ

 

 

「資金調達に苦慮している」というご相談のうち、半分は、やはり過去の実績から融資を受けることが難しい会社です。

しかし、残り半分は、融資を受けられる実績があるにも関わらず、説明不足が原因で断られている会社です。

もし、貴社が後者にあてはまるようでしたら、「説明がくどすぎる」くらいに、しっかり自己アピールしてみてはいかがでしょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

何か不明な点等が有れば、お気軽にメンターキャピタルまでお問合せ下さい!!