最終更新日:2017年09月27日
ノンバンクというのは、銀行、信用金庫以外の金融機関で、業務としては融資するのみで預金することはできません。
また、外貨などの扱いや為替業務も行っていません。融資対象は、一般の消費者、事業者となります。
一般の消費者を対象としている融資業者は、消費者金融、クレジットカード会社、信販会社などがあり、なじみがあるのは消費者金融かと思います。
消費者金融は、保証人なし・無担保で少額の融資を個人向けに行うもので、サラ金と一般的に言われています。
一方で、事業者を対象としている融資業者は、売掛金買取(ファクタリング)会社やリース会社、ベンチャーキャピタル、抵当証券会社などがあります。
ノンバンクの種類としては、
・個人に対する融資を行う消費者金融会社
・事業者に対する融資を行って、設備投資やつなぎ資金、運転資金など、事業に関連する目的で資金調達ができる事業者金融会社
・販売信用によって融資が受けられる信販会社
・クレジットカードによって融資が受けられるクレジットカード会社
・設備投資に必要な器具などのリースにより融資を行っているリース会社
・住宅ローンでの融資や不動産投資などの業務を行ったりする不動産金融専門会社
が挙げられます。
ノンバンクのメリットとしては、
・税金の滞納や赤字の場合でも利用できる
・金利が常に見直しされている
・融資までが早い
・事業用として使える場合がある
ことが挙げられます。
ノンバンクのデメリットとしては、
・借入の融資限度額が低い
・銀行に比べて金利が高めである
ことが挙げられます。
ノンバンクをおすすめしたいのは、
・借入を早くしたい
・他の人に知られたくない
・審査は比較的ハードルが低いため、決算は赤字であるが運転資金可能なものが欲しい
・ビジネスローンに特化している金融業者
・大手銀行グループの消費者金融
・売掛金買取(ファクタリング)会社
以上のように、ノンバンクを利用する際は上記のことを把握しておいて下さい。