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カードローンとサラ金(消費者金融)の違いとは?

最終更新日:2020年10月28日

 

 

Mentor Capitalです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カードローンとサラ金(消費者金融)の違い、正しく理解しているでしょうか。

どちらもお金を借りるものである事は間違いありませんが、詳しく見るといくつもの違いがあります。

カードローンまたはサラ金(消費者金融)の利用をこれから検討しているという方は、是非とも2つの違いについてチェックしてみてはいかがでしょう。

 

 

 

 

カードローンとサラ金はどちらも個人融資である

 

カードローンとサラ金(消費者金融)の違いについて詳しく見ていく前に、まずは2つの共通点などについて確認しておきましょう。

冒頭でも少し触れましたがカードローン、そしてサラ金ともに主に個人向けの融資です。

サラ金は消費者金融の事を指しており、有名なものを上げるならばアコム・アイフル・プロミスなどが挙げられます。
これらはインターネットを中心にCMを多く出しているため、ご存じの方も多いかもしれません。

一方サラ金(消費者金融)が事業者や会社を指しているのに対して、カードローンは商品の名前となっています。

カードローンを取り扱っている事業者や会社は多くありますが、大きく分けると下記の3つに分類する事が可能です。

 

・銀行系のカードローン
・消費者金融のカードローン
・信販系のカードローン

 

この3つの内、上記でご説明したアコムやアイフル・プロミスなどの消費者金融もカードローン事業を行っています。

つまり、一括りにカードローンと言っても様々な事業者が存在しているという事になるのです。

ちなみにカードローンはサラ金に比べると限度額の範囲内で何度でも借り入れが出来る事、金利の安さなどのメリットを持っているのが特徴的です。

 

 

 

サラ金は怪しいものではない

 

サラ金と聞くと、怪しいイメージを持ってしまう方もいるかもしれません。

サラ金とはサラリーマン金融を略した呼び方であり、1965年頃からマスコミによって使用され出した言葉です。

無担保・無保証で融資を行う街の貸金業者を、サラリーマンが多く利用している事からこう呼ばれ始めました。

現在では法整備が整った事で違法な業者は少なくなりましたが、かつては容赦の無い取り立てを行う業者も多くその事から「サラ金地獄」なる言葉が良く使われていた事もあります。

怪しいイメージを抱いてしまうのはあながち間違いではないかもしれませんが、現在の消費者金融に違法な業者は少ないと思って頂いて問題ありません。

 

 

 

 

 

 

カードローンとサラ金(消費者金融)の違い

 

 

 

 

 

・申し込みの方法違い

カードローンとサラ金(消費者金融)では、まず申し込み方法が異なります。

サラ金(消費者金融)は基本的に電話やインターネットで申し込みを行った後実店舗に直接出向いて行かなくてはなりません。

無人店舗を設置しているサラ金(消費者金融)も多くありますが、結局こちらから出向かなければならない事に変わりは無いのです。

一方、カードローンは基本的にインターネットでの申し込みを前提としています。

申し込み自体も簡単であり、職業や年収、現在の預金などを専用のフォームに入力するだけです。

最終的に電話確認や書類の送付などが必要となってくる事もありますが、大手から中堅のカードローン業者であれば基本的に実店舗に出向く必要はありません。

これは上記でご説明した「銀行系のカードローン・消費者金融のカードローン・信販系のカードローン」すべてに共通して言える事です。
以上の点から、申し込みの手軽さはカードローンが勝っていると言えるでしょう。

 

・審査スピード

審査にかかる時間としては、カードローンもサラ金(消費者金融)もそれほどの違いは見られません。

どちらも最短で30分~翌日での審査を謳っている事業者が多いのですが、結局は申し込み者の情報によって左右されるため一概にどちらが早いとは言えないのが現状です。

ただし、インターネットで申し込みを行う事が出来るカードローンは「クイック審査」と呼ばれる簡易的な審査を設けているものが多くあります。

これは、本審査の前に実際に融資を行えるか判断してもらうものであり、入力情報も非常に少なくて済みます。

ただしクイック審査は申し込みでは無く、あくまでカードローンが使えるかどうかの判断を申し込み者自身にしてもらうためのものだと理解しておいて下さい。

 

・対象としている職業

カードローンとサラ金(消費者金融)はどちらも個人向けの融資サービスです。

そのため、融資を受けるためには安定した職業や収入などが必要となってきます。

主婦やアルバイトを対象としているサラ金(消費者金融)は非常に少なくなっており、基本的にはサラリーマンの利用が多いのが現状です。

一方のカードローンは主婦やアルバイトを対象としているものも多く、職業や収入の幅は広く取られています。

この事により、例えば年収がアルバイト並みに少ない方でもカードローンの審査に通過する可能性があると言えるのです。

ただし、そのような職種の場合は配偶者などの「毎月安定した収入」が必要である事は言うまでもありません。

安定した収入さえあればカードローンに受かる可能性がありますので、一度気になっているカードローンのチェックするのがおススメです。

 

・総量規制の対象外?

サラ金(消費者金融)の事業者は賃金業法と呼ばれる法律に沿って営業を行っています。

この賃金業法の中で、「個人向け融資の場合年収の3分の1を超えて貸し付ける事が出来ない」と定められています。

例えば、大まかに言えば年収300万円の人は100万円が融資の上限となるわけです。

サラ金(消費者金融)が取り扱うもの、そして信販系の事業者が取り扱うカードローンも当然賃金業法の対象となっていますが、唯一銀行系のカードローンのみ総量規制の対象外となっています。

これは、銀行は賃金業法ではなく銀行法と呼ばれる法律に沿って営業を行っているためです。

このため、銀行系のカードローンを利用した場合は年収の3分の1を超えて融資を行う事が可能。

ただし、過剰な融資による自己破産などの社会問題を受けて、銀行は総量規制以上の融資に慎重になっています。

現在では他社の借り入れを一つにまとめる「おまとめローン」などで利用する事が前提となっていますので、注意が必要です。

 

・金利の違い

かつてサラ金(消費者金融)には賃金業法に定められた上限である年利18%~20%の上限を超える貸し付けを行う悪質な業者も存在していました。

このため、一般的に見てサラ金(消費者金融)の金利は非常に高いイメージが残っています。

しかし、現在ではそのような業者はほとんど淘汰されており、金利は4%~18%で設定しているものがほとんどです。

一方のカードローンの金利は融資限度額によって異なりますが、おおむねサラ金(消費者金融)と変わらないと言っていいでしょう。

また、1か月(30日間)以内で返却すれば金利がかからない無利息サービスを実施している融資事業者も多くあります。

この無利息サービスはサラ金(消費者金融)・カードローンともに実施しているものがありますが、カードローンでは消費者金融系の業者が多くなる傾向が見られます。

 

・銀行系カードローンには安心感がある

かつてのような悪質な業者はほとんど無くなったサラ金(消費者金融)ですが、未だに良くないイメージを持っている方も多くいます。

家族や友人、知人などに「サラ金(消費者金融)で融資を受けた」と知られれば、あまり良くない顔をされるのは間違いないでしょう。

一方、消費者金融系を除くカードローンは大手が運営しているという安心感を持っています。

特にみずほ銀行、三井住友銀行など大手のカードローンは一般的に知名度も高いものですから、「銀行が運営している」という事実で選ぶ方も非常に多くなっています。

もちろん、銀行系のカードローン以外も利用に際して問題が無いのは当然ですが、安心感という点で見ると銀行系カードローンが一番良いと言えるでしょう。

 

 

 

【カードローンとサラ金(消費者金融)の違いまとめ】

 

どちらも個人向けの融資であるカードローンとサラ金(消費者金融)。

しかし、利用の仕方など細かな違いは多くあります。

これからカードローンまたはサラ金(消費者金融)の利用を検討している方は、双方の違いをしっかりと理解したうえで申し込みを行うと良いでしょう。

 

いかがでしたでしょうか?

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