最終更新日:2017年11月20日
一般的な資金調達とは違い見方を変えれば資金調達とも取れる事例です。
「資金調達=お金を借りる事」ではなく、「キャッシュを増やすこと=資金調達」と捉えればいろいろな手法が出てきます。
その一部をご紹介します。
仕入先との交渉
仕入先との交渉によって支払条件がかなり緩和されることは多いにあり得ます。
例えば、毎月の支払い期限を30日遅くすることが出来れば、1ヶ月分のキャッシュを調達したことになります。
最も、契約時に有利な条件で交渉しておくことが重要ですが、契約後であっても交渉の余地はあることを頭に入れておきましょう。
売掛金の早期回収
売掛金の早期回収もある意味で資金調達の手段と捉えることが可能です。
入金期限が過ぎた売掛金はもちろんですが、早期に入金してもらう交渉をすることが可能です。
顧客の前払金
商品やサービスにもよりますが、顧客に前払金を支払ってもらうこともキャッシュを増やします。
前払金や着手金は意外と採用している会社が少ないのですが、例えばWEB制作会社の場合、前払金として半金を着手時に入金してもらうことも可能ですし、
サービスが差別化されていれば、全額を前払いしてもらうことも交渉次第です。
必要性の無い資産の売却
必要性の無い資産を売却することも資金調達の手段と捉えることが可能です。
使用していない資産や利益を生んでいない資産を売却すれば売却資金を得られますゴルフ会員権や有休不動産などもその例ですが、
最近ではWEBサイトの売却というのも多く見られます。
ここで紹介させて頂いたもの以外にも、資金調達法はありますし、会社が成長するに従って選択肢も増えてきます。
しかし、創業直後はここで述べた方法を知っていれば、まず大丈夫でしょう。
ぜひ参考にして下さい。
何か不明な点など有れば、お気軽にメンターキャピタルまでお問合せ下さい!!