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信用金庫の仕組みと特徴

2019年01月07日

 

 

Mentor Capitalです。

 

 

今回は信用金庫の仕組みと特徴について解説したいと思います。

 

 

 

 

 

 

融資を受けたいと思ったときに取引の候補にあがる金融機関は企業規模によって異なります。

大手銀行は資金力が豊富な反面審査が厳しく、小さな事業ではわりが合わないケースも出てくるのです。

取引規模にあった金融機関を選ぶことは重要で、特に中小企業は信用金庫が有力候補にあがる場合があります。

信用金庫はもともと非営利で立ち上げられた組織であり、地域で集めた資金を地域に還元するという役割をもっています。

そのため、地元に根ざした経済活動や、小規模な事業でも融資を受けやすくなっているのです。

 

 

 

 

信用金庫は非営利組織として作られている

 

 

信用金庫の特徴は、非営利組織として作られていることです。

明治時代には前進組織が作られていて、地域のお金を地域発展のために利用し、民主的な運営が行われる協同組織として誕生しています。

これは信用金庫ができる以前は銀行に投資対象などに制限がなく、地方のお金が際限なく都心部に流入し、開発格差や貧富の差が進むという悪循環が起こったためです。

現在の信用金庫は1951年成立の信用金庫法に基づいて組織されています。

営利目的ではないため、地方の中小企業や、地域を限定した活動のための融資活動などを中心に行っています。

大企業の場合はそもそも取引ができないだけでなく、中小企業でも別の地域へ進出するための資金は借りれない場合があるのです。

利用できるエリアが限られるのも特徴になっています。

一般的な銀行との大きく違う点は、出資の方法です。銀行は株式などで資金を集め、営利目的のために運用されています。

信用金庫の場合は、個人、または法人が出資金を持ち寄って会員となり、運営のための資金を確保しているのです。

もちろん利益が出れば出資者に配当が発生しますが、出資を行う場合も住んでいる地域などの制限があります。

仕組み上、地域の発展で利益をえる人が出資者になることが多いのです。

また、会員の権利は株式のように売買が出来ないようになっており、信用金庫の承認の上譲渡するか、脱退する形で資金の払い戻しを受ける形になっています。

 

 

 

中小企業や地域の発展のために活動している

 

 

信用金庫は中小企業や地域の発展のために組織されているのが特徴です。地方銀行よりも営利色が薄く、要件によっては融資も受けやすくなります。

ただし、地方銀行と違って融資したお金を利用できる場所や目的が限定されるため、違いをしっかりと把握しておく必要があります。

 

例えば、信用金庫の担当エリア外を目指す場合は地方銀行を利用し、地元に工場や営業所を作る場合は信用金庫を頼るなど工夫をする必要があるのです。

銀行の手が届かない分野を埋めるための金融機関でもあるため、他の銀行に断られた案件も交渉次第で融資を受けられる場合もあります。
地域が発展すれば預金者や預金額が増える可能性につながり、利益の還元サイクルがわかりやすいのも信用金庫の特徴となっています。

 

 

 

利益を出すのに積極的ではないケースも

 

 

信用金庫は非営利組織であり、利益をあげることを優先しないのが特徴です。

銀行業務も行っていますが、リスク商品を扱わないケースがあるなど、保守的な部分があるのです。

もっとももわかりやすいのが投資信託の取り扱いです。投資信託の取り扱い手数料は銀行にとって貴重な収益源になっています。

しかし、信用金庫は投資信託に消極的なケースが多く、取り扱いがあっても宣伝を控える、取り扱わないことを宣言してしまうなど信用金庫によって温度差がある状態になっています。

投資信託は預金者にとってメリットになることがある一方、地域への利益還元が難しくなります。

運営や材質健全化のために利益をあげなければならないものの、理念とのギャップに苦しんでいる信用金庫は珍しくないのです。

地方の人口減少や経済圏の縮小に伴い、合併が進んでいるのも特徴になっています。

 

 

最期に

 

信用金庫は営利目的であれば優先順が下がりがちな、地方経済と地域の発展を支える重要な金融機関です。

非営利目的の組織であり、銀行とは根本的な仕組みが異なります。中小企業のみを融資の対象としていて、地域も限定されるのが特徴です。

他の銀行で断れた融資案件でも、地域の発展性や貢献が期待できるものであれば融資を受けられる場合があります。

信用金庫で融資を受ける場合は、地域経済への影響も考慮されることに理解が必要なのです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

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